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AIT ART TOUR 2019 vol.1● 7/19発【終了】
北海道「第27回べてるまつり in 浦河」を巡るツアー3日間

Urakawa, Hokkaido, JAPAN

Bethel Festival in Urakawa, Hokkaido Tour

旅の概要

この夏、AITでは、北海道浦河町にある、統合失調症やうつなどの精神疾患を経験した当事者を中心とするコミュニティ「浦河べてるの家」が、1年に一度開催するユニークなお祭り「べてるまつり」を訪問します。

「べてるまつり」は、当事者が実行委員になり運営や当日の進行を務めたり、べてるのメンバーが体験した幻覚や妄想を発表し表彰する「幻覚&妄想大会」や、生きにくさを仲間と共有し研究というアプローチから深めていく「当事者研究大会」などが開催され、世界中から注目を集めるイベントです。本ツアーでは、「べてるまつり」の訪問に加え、べてるの関係者との特別な交流会や、アイヌの流れをくむべてるのメンバーの視点からアイヌの歴史についてお話を聞くなど、浦河の文化や歴史に触れながら、「べてるの家」が形成する新たなコミュニティについて学びます。

「常識」や「思い込み」を打破し、よりよく生きる場所に変えていく「べてる」の取り組みは、精神医療の現場だけでなく、現代アートの歴史やアーティストたちの思考との共通項も見いだせるのではないでしょうか。この夏は、猛暑を離れて涼しい北海道・浦河町で、「べてるの家」の活動を通して、「よりよく生きる」ことについてじっくり考えてみませんか。

本ツアーは、NPO法人AITが2001年から開講している現代アートの学校「MAD -Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう」のプログラムの一環として開催します。MADのコース「フクシとアートのラボ」では、「べてるの家」理事・向谷地生良さんの長男で、べてるのコミュニティの中で育った、向谷地宣明さんによるレクチャーを開講します。さらに学びを深めたい方へ、MAD受講とあわせてのご参加をオススメします。

ツアー条件

2019年 7/19(金)〜7/21(日)
ご旅行代金 ◇
1)羽田発着
 ● ¥124,500(MAD「アートの有用性」「フクシとアートのラボ」コース生)
 ● ¥129,500(AITメンバー/MAD受講生・修了生/学生)
 ● ¥134,500(一般の方)
2)現地参加(新千歳空港 集合/解散)
 ● ¥74,500(MAD「アートの有用性」「フクシとアートのラボ」コース生)
 ● ¥79,500(AITメンバー/MAD受講生・修了生/学生)
 ● ¥84,500(一般の方)

〇 早期「お問合せ」割引き△¥3,000 の設定あり
 * 4/25(木)までにお問合せください / 詳細は後述
〇 申込み締切 / 2019年6月25日(火)
 * 締切り前でも定員に達した場合は、キャンセル待ちとなります

最少催行人員

14名様/定員20名前後

ご出発地

新千歳空港、または 東京(羽田空港)
 * その他の出発地ご希望の方はお問い合わせ下さい

食事条件

朝2回、昼0回、夕1回

ご利用予定航空会社

全日空、日本航空

ご利用予定ホテル

ホテル・ヒルズ(新冠)*2名1室

一人部屋利用追加料金

¥4,000(2泊で) *部屋数に限りがあります

エスコート・ガイド

AITスタッフ(1〜2名)

ゲスト

向谷地 宣明さん(MCMedian代表取締役 / NPO法人BASE代表理事)

プログラム企画・協力

AIT(特定非営利活動法人 アーツイニシアティヴトウキョウ)

「AIT(エイト)」についてはこちらまで

写真

べてるまつりの様子

べてるが管理する農園「ノア」

農園で採れた野菜

サラブレッドの産地としても有名な浦河町

カフェぶらぶらの「幻聴パフェ」

日程表

7/19(金)

羽田 新千歳空港 浦河(べてるの家) 新冠

朝:羽田空港ご集合
午前(9〜10時):航空機にて新千歳空港へ
 * 現地集合の方は新千歳空港空港に集合
  (その他の場所での合流はご相談ください)

着後、チャーターバスで出発。浦河へ
★ 全国当事者研究大会 ★

チャーターバスで静内、または新冠へ
ホテル泊
(食事:- - -)

7/20(土)

新冠 浦河(べてるの家) 新冠

朝食後、チャーターバスにて浦河へ
★ 終日:「べてる祭り」 ★
★ 後夜祭 ★

チャーターバスで静内、または新冠へ
ホテル泊
(食事:朝食 - 夕食)

7/21(日)

新冠 浦河(べてるの家) 新千歳空港 羽田

朝食後、チャーターバスにて浦河へ
★ 午前:「べてる」施設見学ほか ★

後、チャーターバスで空港へ
 * 現地解散の方は17:00 頃に空港で解散(遅れる場合もあります)

夕刻(17:30〜19:30 発):航空機にて羽田へ
着後、解散
(食事:朝食 - -)

サラブレッドの産地としても有名な浦河町

カフェぶらぶらの「幻聴パフェ」

その他の情報

早期「お問合せ」割引を設定します●

このツアーに興味がある方。まずは4/25(木)までにお問い合わせください!

実際にツアーに参加するかは問わず、4/25 までにお名前を預からせていただいた方がお申し込みの際には「参加費を¥3,000 割引き」いたします(6/3までに申込み手続を完了ください)

ツアーにご興味があれば、まずはお電話かメールでご連絡ください!

世界が注目する「当事者研究」とは●

統合失調症などをかかえながら地域で暮らす当事者の生活経験から生まれた自助(自分を助け、励まし、活かす)のプログラム。
「当事者研究」は、当事者がかかえる固有の生きづらさを、自分の”大切な苦労”と捉え、自分らしいユニークな発想で、その人に合った自助(自分を助け、励まし、活かす)や理解を創造しています。必要以上の入院や薬には頼らない画期的な活動として、精神医療の現場に変革をもたらしています。本ツアーでは、当事者研究のワークショップにも参加予定です。

チャーターバスで楽々訪問●

浦河は札幌から車で3時間。点在する「べてるまつり」の会場や関連施設の見学も、チャーターバスでツアー参加者同士で巡れば、知識の習得も移動もスムーズに!

学び+トラベル!●

「べてるまつり」の訪問に加え、現地では、ソーシャルワーカーや「べてる」の関係者との交流を通して、精神科医療に新風を巻き起こす「当事者研究」についても学びます

日高昆布・スルメイカ・サラブレッド!●

夏は涼しく冬は温暖、雪が少ない海洋性気候で「北海道の湘南」とも呼ばれる浦河町は、良質のダシ昆布「日高昆布」や、サケ・マス、スルメイカが特産品です。
また、日本一のサラブレッドの産地としても有名です。時間があれば、日高山脈を見渡せる広大な自然のなかで、乗馬体験も楽しみます

延泊の希望などフレキシブルにアレンジ可能●

「前入りしたい」「延泊したい」など、皆さんの希望にできるだけフレキシブルに対応します。ご希望の参加形態があれば、お早めにワイルド・ナビゲーションまでご相談ください。

● ゲスト

向谷地 宣明さん / Noriaki MUKAIYACHI
(MCMedian代表取締役 / NPO法人BASE代表理事)

1983年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。北海道浦河町の社会福祉法人「浦河べてるの家」理事で北海道医療大学教授、向谷地生良氏の長男。べてるの家の精神障害を体験した当事者達と共に育つ。当事者研究のワークショップを各地で主催するほか、各地域の家族会や当事者会活動を応援している。

● ナビゲーター

堀内 奈穂子さん / Naoko HORIUCHI (AIT キュレーター)

エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、AITにてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わる。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 何をなすべきか?東京」(2007)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012)アソシエイト・キュレーターを務める。国際交流基金主催による「Shuffling Space」展(タイ、2015) キュレーター、「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015)共同キュレーター。アーカスプロジェクト (2013) 、パラダイスエア(2015、2016)、京都府アーティスト・イン・レジデンス事業「大京都 in 舞鶴」(2017)のゲストキュレーターを務める。 2016年より、AITの新たなプロジェクトとして、複雑な環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを開始。アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。

藤井 理花さん / Rika FUJII
(AIT プロジェクト・ マネジャー / dear Me 企画・コーディネーター)

千葉県生まれ。出版IT企業などを経て2011年より現職。AITでは主に展覧会やイベント、ワークショップのコーディネートや企画を担当。AITが2014年に企画協力した「ゴー・ビトゥイーンズ展 -こどもを通してみる世界:子どもキャプションプロジェクト」(主催:森美術館)では、学校プログラムや一般の子ども向けワークショップの運営に関わる。ジーナ・ブエンフェルド企画「回る世界の静止点で」(2014年)、「The BAR vol.8 Today of Yesterday 過去に在る、いま」展(2015年、山本現代)などを担当。2016年に開始した、dear Meプロジェクトのメンバー。個性豊かな子どもや若者が主体的に関わるプログラムを策定中。興味は自然、温泉、映画、養蜂。個人の活動に福祉施設の児童と様々な文化活動や学びのサポートを行うボランティアグループに参加している。MAD2010キュラトリアル・スタディーズ修了生。

大隈 理恵さん / Rie OKUMA (AIT プロジェクト・マネジャー)

大分県生まれ。アートフェア東京、MISA SHIN GALLERY勤務を経て、2010年より現職。AITでは、国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADの企画・運営、企業による芸術支援プログラムのコーディネートを担当。MAD2006キュレーション・プラクティス修了生。

● 関係機関/プロジェクト

浦河べてるの家

1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。べてるの家は、有限会社福祉 ショップべてる、社会福祉法人浦河べてるの家、NPO法人セルフサポートセンター浦河などの活動があり、総体として「べてる」と呼ばれています。そこで暮らす当事者達にとっては、生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共 同体という3つの性格を有しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。

公式 HP はこちら

浦河べてるの家

現代アートの学校「MAD」

MAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)は、現代アートを中心に様々な分野で活躍する講師が登壇するレクチャーのほか、展覧会の鑑賞ツアーやワークショップ、交流会など多様なプログラムを開講しています。 はじめて現代アートに触れる人から専門的に学びたい人まで、これまでに2,400人以上が受講し、多くの修了生がアート界で活躍しています。

HP はこちら

現代アートの学校「MAD」

NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]

現代アートを考えるさまざまな「場」をつくるため、2001年に設立した NPO。アーティストやキュレーター、美術館 やキャラリーのほか、企業、財団、行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝え、アートについて話し合う場をさまざまなプログラムを通じて創り出しています。

HP はこちら

[AIT/エイト]

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  • 旅行代金には、航空券代、宿泊費(朝食付)、バスチャーター費、ガイド代、および「べてるプログラム参加費用」が含まれます。
    *昼食、及び1日目の夕食代は自費となります(旅行代金には含まれません)。

  • このツアーについてのご質問、およびお申込書、ご旅行約款、日程表、などツアーの詳細については担当者までお気軽にご連絡ください。資料などお送りいたします。

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