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ブータンの旅の季節

ヒマラヤの小国と聞くと、とても寒い国だと思われがちですが、ブータン旅行の中心となるパロやティンプーなど標高 2,000 m 前後の町は、ある意味では日本の本州の気温とそれほど大きな違いがないといっても良いかと思います。

標高が高い分、空気が乾燥しているので朝晩や天気による寒暖の差はありますが、1~2月の冬でもびっくりするような寒さになることはあまりないと思います。亜熱帯気候に属する標高の低いプナカなどは、季節によってはかなり暑く感じる気候です。

大まかな季節としては 6~8月頃が雨季で、9~5月頃が乾季にあたりますが、日本と同じように春夏秋冬の四季がある国がブータンです。

3~5月頃の春は天候も安定していて、一般のご旅行に適している季節のひとつです。シャクナゲの花もこの時期に咲きます。

6月になると雨季になりますが、8月までは日本と同じく季節は夏です。雨季と言われる夏のブータンですが、一日中、雨がふることは稀です。2012年から乾季の公定料金は値上げされましたが、夏の料金は据置のまま。標高の高いブータンですので、寒い乾季よりも気温が上がる夏休みは、穴場の季節と言えるかもしれません。

青いケシをはじめとしてトレッキングで花を楽しめるのも夏で 7月頃となります。また、食べ物関係ではマツタケが味わえるのもブータンの夏の季節。夏のブータン旅行は、特別な目的を持って出かける季節といえるかもしれません。

9月~11月頃までが秋にあたります。日本と同じ収穫の季節で、お祭り(ツェチュ)なども多く行われます。秋は観光客が増えてホテルや車が不足がちになるので、少し早めにご旅行の計画をされることをお勧めします。

そして12~2月頃までが冬にあたります。この時期は標高の高いトレッキング・ルートは降雪などによりトレッキングには向いていませんが、一般観光やホームステイなどは問題なくお楽しみいただけます。

オグロヅルと共生していることで一躍有名になったポブジカの谷を訪ねるのであれば、鶴が越冬のためにやってくる冬が旅の季節。ダウンなどの防寒具を着て出かけましょう。


何人でブータン旅行に出かけますか

個人手配ツアーは 2名様からのご旅行が基本ですが、1名様だけでも追加料金でご旅行いただけます。

ブータンの場合、他の国と違って 1名様でのご旅行でもそれほど追加料金は高くならないので、思い立った時に一人旅に出るのもお勧めです。1名だけでも専用ガイドさんと専用車が手配されますので、他の人に気兼ねなくブータンの旅行が楽しめます。

ご家族や 3人以上での小グループでのご旅行もお気軽にご相談ください。また、添乗員同行をご希望されるグループの方も、お問い合わせいただければ人数に合わせてお見積もりいたします。

ワイルド・ナビゲーションのブータンツアーは、気兼ねする大人数ツアーではなく、気ままな少人数での旅行が基本です。

ただし、ブータンはまだまだ日本語ガイドさんが少ない国です。日本語ガイドさんをご希望の場合は少し早めにお問い合わせされることをお勧めします。


ブータンの楽しみ方

ブータンの魅力は色々とありますが、まずは何といっても穏やかな人々とその暮らしだと思います。その素朴さはインターネットが普及してきた最近でも、基本的には変わっていないと思います。

ほんの一昔前は、いくつかの規制があって訪ねにくい国のひとつでしたが、今はそんなことはありません。良いホテルなども増えてきましたので、どなたでもブータンの旅行を楽しめる時代だと思います。そして、まだまだ昔ながらの古き良きブータンを感じることができる時代だと思います。

一般観光の基本は、仏教に根ざしたお国柄ですので、お寺の拝観やゾンなどのブータン独特の建物を訪ねるスタイルです。また、歩くことがそれほど苦にならない方であれば、タクツァン僧院を代表とした、人里から少し離れた僧院などを訪ねるのもブータンらしい旅となってお勧めです。

最近は、パロから車で峠を越えた谷にあるハという村も訪ねられるようになりました。まだまだ観光客が少ないハは、ホテルが簡素ではありますが、周囲に特徴のある僧院なども点在しているので、お勧めの場所のひとつです。パロとティンプーの移動の間に立ち寄る形が無駄がなくお勧めです。

山歩きが苦手な方はプナカとワンデュ・ポダンの間にあるチミラカンを訪ねるのも良いかもしれません。水田の中のなだらかな傾斜を30分ほど歩いて訪ねる素朴なお寺で、小高い丘の上には爽やかなブータンの風が吹いています。

時間のある方は、よりブータンらしい風情を残す中部や東部への旅が良いかもしれません。まずはブムタンを目指してみましょう。なかなか安定して運航されておりませんが、国内線も就航しているので、往路か復路のどちらかに国内線を利用すれば効率良く訪ねられることでしょう(注 / 国内線の運航スケジュールについては、早めにご確認ください)

ブータンには温泉も沢山あります。日本の温泉とは雰囲気もまったく違いますが、温泉を訪ねて里山を歩くのも旅のアクセントとして面白いのではないでしょうか。

また、GNH で有名になったブータンの教育に感心がある方は、小学校などの学校訪問はいかがでしょうか?特にブータンの小学校の朝礼は、規律正しい見事なもので、一見の価値があるかもしれません。ワイルド・ナビゲーションでは、そんなご希望にも対応可能です。

そして、ブータンの民族衣装も独特です。見事な織物なども沢山ありますので、織物に興味のある方には、織物を中心にしたプランニングもいたします。

他にもまだまだブータンの魅力は沢山あります。

ご希望の内容をお気軽にお知らせください。一緒に最適なブータンの旅行を考えていきたいと思います。


ブータン旅行の費用

ブータンの旅行代金は基本的に日数と人数によって決まります。訪ねる場所が変わっても料金は同じです。ワイルド・ナビゲーションの HP ではいくつかのコースをご案内しておりますが、これはあくまでもモデルプランだとお考えいただいて良いかと思います。

訪ねる町や村を変えたり、訪問先を変えても料金は変わりませんので、ご希望の滞在先をお知らせください。効率良くまわれるようにプランニングいたします。

ご旅行代金には、全食事の費用が含まれておりますが、ご希望に合わせて、ホテルのレストランではなく、町のレストランで食べることも可能ですので、特別に食べたい物などがあればお気軽にお知らせください。


ブータンの泊まり方

旅行代金は基本的に日数と人数で決まりますが、アマンリゾート系列のホテルなど、最近は一部、追加料金がかかるホテルも少しづつ増えてきましたので、アップグレードをご希望される場合はお問い合わせください。お見積もりをいたします。

なお、アップグレードご希望の場合は、客室数が限られるホテルが多いので、少し早めの問合せをお勧めします。

逆に、根強い人気があるのは民家訪問やホームステイです。ホームステイでは普通の民家にお邪魔して一緒に暮らすような体験になります。英語が通じることもありますが、あまり通じないこともあります。

お風呂やトレイなど勝手が違って戸惑うこともあるかもしれませんが、料理作りを一緒に手伝ったり子供たちと遊んだり、旅行中1泊だけホームステイを体験するのも良いアクセントかもしれません。勿論、2泊以上の連泊も可能です。



ブータンのトレッキング

ヒマラヤの国、ブータンですので、トレッキングはお勧めのアクティビティーのひとつです。ネパールのように沢山のトレッカーで賑わうようなことは少ないので、静かな雰囲気の山歩きをお楽しみいただけると思います。

ブータンのトレッキング・ルートは基本的に人々が使う生活道路を歩きます。そのためブータンの人々の生活を感じながらの山歩きとなります。

ネパールと違って、ブータンのトレッキングでは山小屋はほとんどありません。したがって基本はテント泊です。勿論、スタッフがテントの設営や料理の支度もすべてしてくれます。したがって山小屋のように他の滞在者に気を遣うことなくトレッキングが楽しめます。そして、荷物は馬が運ぶことが多いこともブータンのトレッキングの特徴のひとつです。

また、ブータンのトレッキングコースは、同じ道を往復するトレイルが多くあります。有名なチョモラリ・トレックがその代表です。チョモラリ・トレックの場合、大きな谷を越えることがないので、往路は基本的に上りです。もし高度障害が出た場合でも、谷を越えないので一気に高度を下げることができるルートですので、安心感が高いと言えると思います。

往復コースでは物足りない方には、パロからブータンまで歩くような健脚向けのコースもありますので、時間と体力のある方は是非、トライしてみてください。

逆にブータンのトレッキングの魅力として、里山を歩く里山ハイクもお勧めです。代表的なコースはサムテガン・トレックというコースで、2,000 m 前後の標高の低い村々を結ぶ生活道路を歩きます。ブータンの人々の普通の暮らしにふれてみたい方には、観光の延長としてご検討いただいても良いかと思います。

なお、サムテガン・トレックのコースは何度か車が通れる道とも交差するので、1泊2日や2泊3日などのショートコースへの変更も可能です。


ブータンのお祭り

ブータンでは沢山のお祭りがあります。寺院の法要にあたるツェチュがその代表で、春にパロで行われるパロ・ツェチュは特に有名です。

他にも収穫に関するお祭りなど、ほぼ毎月、ブータンのどこかでお祭りが開催されています。パロの他に規模の大きなティンプーのツェチュなども有名ですが、田舎で行われる素朴なお祭りを訪ねるのも、よりブータンらしさを感じることができて良いかもしれません。

なお、ブータンのお祭りの日程はブータンの暦に合わせて決まりますので、西洋のカレンダーに当てはめると毎年少しづつ変わります。大体、秋になると翌年のお祭りの時期がわかりますので、ご旅行を計画されている方はお祭りの時期を確認の上で、ブータンの旅行を計画されるのも良いかもしれません。

ワイルド・ナビゲーションのブータン旅行は、個人旅行の手配を基本としていますので、グループツアーだとなかなか自由に手配ができないお祭りの時期でも、少人数でのご旅行の良さを生かしてホテルやガイドさんの確保をいたしますので、少し早めにお問い合わせください。


ブータン旅行の注意点

一昔前よりもはるかに旅行しやすくなったブータンですが、まだまだ思い通りにいかないこともあります。例えば航空機(ブータン国営・ドゥルクエアー)ですが、機材が小さく、便も少ないため思いの外早く満席になってしまうことがあります。

ブータン旅行のアイデアを思いったら、まずは航空機の空席状況をお調べしますのでご連絡ください。

また、ブータン旅行には現在もビザの取得が必要です。ブータンビザの取得方法は他の国と少し違って時間もかかりますので、早めの申請をお勧めします。

滞在中はホテルのお湯の出が悪かったり、移動中のトイレが少なかったり、ちょっとした不便を感じることがあるかもしれません。まだまだ国際基準に達するまでは時間がかかるかもしれませんが、それだけに他の国とは違うブータンらしさを感じることができる今が、ブータンへの旅行にお勧めのタイミングと言えるかもしれません。

なお、ブータンは禁煙国家です。したがってヘビースモーカーの方は残念ながらブータンへのご旅行は事実上、難しいと思います。逆にタバコが嫌いな方には快適な国のひとつだと思います。

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