最少催行人員：8名様
ご出発地：東京（成田空港）
食事条件：朝0回、昼0回、夕0回
ご利用予定航空会社：カンタス航空
ご利用予定ホテル：ムンガリ・フォールズ・レインフォレスト・ビレッジ（アサートン高原）、メルキュール・ハーバーサイド、ホリデーイン・ケアンズなど（ケアンズ）
添乗員：10名様以上の場合、日本より同行いたします

リニア彗星とニート彗星●
2001年と2002年に相次いで発見されたニート彗星とリニア彗星。共に小型の彗星ですが地球の近くを通過することがわかり、明るくて尾が長く伸びる彗星である期待が高まりました。リニア彗星は1月から見え始めていまずが、太陽の向こうを回るため、今後は4月頃までは観測できず見ごろは5月下旬、明るさは0〜2等級と予想されています。一方のニート彗星は5月から見え始め、1〜3等級の明るさになり、このころには一晩中、北の空に見えるようになります。
日本では2つの彗星を同時に見ることはできませんが、南半球では5/20頃に見ごろになります。5/19が新月にあたり、5/22頃まで月明かりに邪魔されず夕方の空にすばらしい姿を描くことでしょう。今回はその時期を狙って、西側が開けた空の暗い牧場まで2つの彗星の共演の観測に出かけます。

南天の星空●
この時期、西空には火星と土星が接近しており、5/22になるとここに三日月も加わり、賑やかな空になります。さらに両彗星の間にはオリオン座を始めとする冬の星々も輝き、いっそう豪華な夜空になります。
また、この時期の南半球は秋にあたり暗い夜が10時間以上。天の川が天にアーチを描き、みなみじゅうじ座も一晩中見えています。勿論、大小マゼラン雲も見え、南の星空が最もよく見える時期でもあります。

同行予定添乗員●宮田義明（MIYATA Yoshiaki）
ワイルド・ナビゲーション代表。長年にわたって日食観測ツアー、オーロラツアー、スターウォッチング・ツアーの企画、手配、同行を続けてきた稀有の経験と実績を持つ。参加者の自主性を尊重した独特の添乗スタイルで皆様をご案内いたします。